近年数を減らしている在来種のカメ類を保護する目的で
大阪府北摂地域を流れる大正川をメイン・フィールドにして
各地の河川やため池などでカメ類の捕獲調査をしています。
2006年4月、民間の保護団体としては日本で一番初めに
外来生物法によるカミツキガメの防除の認定を
環境大臣より受けました。
大正川での2006年11月までの調査では、
およそ外来種のミシシッピアカミミガメが44パーセント、
クサガメが48パーセント、在来種のイシガメが8パーセントでした。
水質汚濁やゴミ汚染による生息環境の悪化に歯止めをかけて、
積極的に保護活動をしていかなければ、
ニホンイシガメ等が絶滅するのは時間の問題だと思われます。
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