12月26日
柵を撤去 |
引き上げ |
引き上げ |
引き上げ |
日光浴罠の修理 |
ハスのないところに設置 |
具だくさんのしし鍋 |
美味しいよ~❤ |
おかわりたくさんしてや~。 |
西牧のオッチャンズと日光浴罠の修理・移動・防除柵の撤去を行った。
この地域のため池でハスが消えていったのは10年以上前。
2014年から本格的にアカミミガメとアメリカザリガニの防除を始め、この冬ようやくレンコン掘りができるまでにハスが回復した。
アカミミガメからハスを守る防除柵は数年前から不要になっており、この日撤去した。
またハスは回復したものの、アカミミガメはまだまだ生息しているので今後も日光浴罠で防除を続ける予定だが、これまで設置していたところまでハスが進出してきたので、修理して移動した。
さて、上述の作業の前に、ため池の東屋でオッチャンズと共にイノシシ鍋を楽しんだ。
オッチャンズが捕獲したイノシシ肉にオッチャンズが育てた野菜。私もサツマイモを提供した。オッチャンズとはこれからも元気で仲良く東播磨のため池のために働きたいものだ。
12月17日
レンコン掘り開始 |
レンコンの計測 (長さ+重さ) |
泥落としに水道局も協力。 |
ため池マンと記念撮影 |
賞品ゲットしました❤ |
大きなアカミミガメもゲット❤❤ |
高砂市の皿池でレンコン掘り大会。
前週に引き続き、掘りまくった。このため池もアカミミガメの食害でハスが消失したのだが、地域の方々の努力で復活した。
今年は秋に高温が続いたためか、表面に出てきたハスの芽が腐り、さらに浅い部分のレンコンも腐っていた。どこにレンコンがあるか分かりにくく、探し当てても深くまで掘らねばならず、体力の消耗が半端なかった。
午後からはため池の隅っこの溜まりに逃げ込んだアカミミガメを捕獲。毎回掘らせていただき、大した貢献もしていないのに丁寧に紹介いただくので、少しは役に立たないと!
12月10日
やっと長いレンコンだぁ~❤ |
どこで掘ろうかなぁ? |
深~く掘ってレンコンゲット |
お世話ありがとうございました。 |
レンコン掘り前の辻堂池 |
帰りに寄った寺田池。
ここも水を落とせばレンコンが掘れる。 |
志方町西牧の辻堂池で行われたレンコン掘りに参加した。
このため池では2010年頃からアカミミガメの食害でハスが後退し、地域の方が楽しみにしていたレンコン掘りができなくなっていた。それを地元のオッチャンズと私たちでアカミミガメを防除し続け、今年はハスが以前とほぼ同じくらいまでに復活。十数年ぶりにレンコン掘りができるようになったのである
辻堂池はアカミミガメの他にアメリカザリガニの被害もあり、またため池の形状や深さのせいか、他のため池に比べて復活が遅かった。なので久しぶりのレンコン掘りはシミジミ嬉しかった。
ただ私たちが掘る前にイノシシが掘ってしまって、浅いところは齧られて腐ったものばかり深く掘ってなんとかゲットした。
11月4日
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投網に掛かったモツゴなど |
アメリカザリガニ |
アカミミガメとブルーギル |
恒例のキッチンカー |
いつもありがとうございます。 |
スジエビとテナガエビ |
お疲れ様 |
辻堂池で計測 |
片山池の日光浴罠に入っていたカメ |
加古川市の西神吉で行われた池干しに淡水生態研究所のメンバーと一緒に参加。
毎年この地域にある2つのため池のどちらかで池干しが行われる。今年は盆の池。そしてやはり毎年行われるのが、ため池の恵みをその場で料理していただいた。アカミミガメやウシガエル、アメリカザリガニなど外来種はもちろん、モツゴやスジエビなどの在来種も。
今回は残念なことにアメリカザリガニとブルーギルが以前より増えていた。とはいえ、コンスタントに池干しが行われているので、極端に増えて在来種を駆逐することはない。今回の池干しによってブルーギルはかなり数を減らすだろうし、アメリカザリガニは泥に潜って駆除を逃れた個体は多いだろうが、それでも皆でたくさん捕りまくった。
今回はYouTuberのマーシー君にも声掛けしたので、滋賀県から来てくれた。はじめに投網をしたところ、かなりの数のモツゴが入り、マーシー君もビックリ。ブルーギルが増えたと言ってもモツゴの数のほうが断然多いのだ!
お昼はこれまた例年通り、近くの公民館で、新米のおにぎりと豚汁の振る舞いを受けた。めっちゃ美味しくてどちらもお代わりをしてしまった
池干し後、淡水生態研のメンバーと原と西牧へ。先日28羽のコウノトリが飛来していた原大池にその姿はなかったが・・・気を取り直して日光浴罠のチェック。しばらくサボっていた片山池の罠に結構たくさんのアカミミガメが入っていた。
久しぶりにニホンアカガエル(めっちゃ太っていた)も見られて、なかなか楽しい一日であった。
(写真館に画像をUPしました。)
10月28日
「志方西未来づくりプラン報告会」に出席。
報告会終了後、午後は成井(志方西の一部)へ向かった。
日光浴罠のチェックと修理を行った。日光浴罠のロープも2年を過ぎると劣化が進み、切れる寸前であった。そして切れる寸前のボロボロのロープはまさにマイクロプラスチックなのだということも実感した。今後は1年毎に替えるか、材質の違ったものを使わねばならないと思うのであった。
日光浴罠での捕獲がゼロで時間に余裕ができたので、午前の報告会で聞いた「魅力的な場所」を見に行こうと原大池へ。なんと〜〜〜コウノトリが28羽も来ていますやんか!!!
(写真館に画像をUPしました。)
10月22日
まずはクリーンキャンペーン |
ちょっとひと休み |
お待ちかねの芋ほり |
日光浴罠のチェック |
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高砂の小さなため池 |
高砂の小さなため池 |
高砂の小さなため池 |
いつもお世話になっている寺田池協議会のクリーンキャンペーン&サツマイモ掘りの日。日光浴罠のチェックの前にお手伝いをした。
寺田池を後にして高砂へ。阿弥陀地区の小さなため池群で、アカミミガメのチェック。美しい小ため池群が長く残ってほしいと思う。
(写真館に画像をUPしました。)
10月19日
かいぼり体験をサポートした地域の方たち |
かいぼり前のお話 |
最初は並んで |
おっかなびっくり |
段々と慣れてきて大きなコイも平気に |
「なんかおった。」 |
最後は泥んこ |
池から上がった後は、外来種のお話 |
最後は「カメシバイ」 |
志方西小学校で行われた「ため池学習(かいぼり体験)」に講師として参加。
地域の水利組合や東播磨県民局、学校が協力して毎年子供たちにため池に入っていきものを捕獲する体験をさせる。もちろんその前に、水利の方から何故かいぼりをするのかの説明もある。
子供たちに人気のテレビ番組「池の水全部抜く」は外来種問題に対する啓発になる一方で、かいぼりの意義に対する説明がなく、正しく行われていないことも多くて「かいぼりは生き物の命を蔑ろにする」などの頓珍漢な批判をまねくこともある。
かいぼりを正しく理解するには、コンスタントにかいぼりをしている地域の「農業者」の説明と実体験が必要と感じる。
子どもたちがかいぼり体験したため池は、もちろん外来種もいるが、かいぼりをしていないため池に比べて断然在来種が多い。かいぼりは本来、外来種駆除のためのものではないが、日本の農業の営みに適応した在来の生き物はかいぼりという撹乱には非常に強い。
適応していない外来種の多くは死んでしまうので、結果的にコンスタントにかいぼりを行っているため池には在来種が多くなるのである。つまりため池で在来種の生き物を守るためには、かいぼりが大変有効だということが言える。
(写真館に画像をUPしました。)
10月4日
まずは寺田池へ。夏場にはビッシリと水面を覆っていたヒシもようやく枯れ始め、そろそろカメも日光浴罠に入ってくれるのでは?と期待したが、クサガメ2個体のみ。とはいえ、坊主が続いたのでホッとする思い。
越冬に入るまでのしばらく、少しでもアカミミガメを捕獲したい。
寺田池のあとは成井へ。日光浴罠のロープが経年変化で切れそう・・次回は修理をせねば。
成井のため池周辺は秋の装い。アケビが笑み割れていた。
(写真館に画像をUPしました。)
9月2日
犬立池でロープの修理 |
辻堂池の日光浴罠。今年の春ハスのない場所に移動したのだが大繁茂でうれしい悲鳴。 |
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成井の池 |
コンクリート水路で見つけたイシガメベビー |
高砂の皿池 |
寺田池協議会の赤松さんからヒシが茂りすぎて寺田池の日光浴罠にはカメが入っていないとお聞きしていたので、この日は、西牧と成井の日光浴罠の引き上げをした後、高砂の皿池の観察にも寄った。
以前びっしりだったアゾラが僅かになっていたのに驚いたが、季節が進んだためだろうか?
さて、今回は時間に余裕があり、いつもは観察しないところ(ナイショ)で、ちょっと嬉しい(いや、ちょっと複雑な)ことがあった。今年生まれたばかりのイシガメを見つけたのである。
ただ、コンクリート水路で、次に大雨が降れば確実に流されていたところであった。
ため池周りにはたいていコンクリの水路があるが、そこに落ちれば成体のカメでも簡単には這い上がれないことがしばしばである。
これまで生き物に優しい水路なども考案されており実現もされているが、そういう例は僅かであることを思い知らされた。
8月1日
捕獲したカメ |
お疲れ様でした。 |
溝ケ沢池 |
スイカありがとうございました。 |
皿池のアゾラ |
ホテイアオイも |
稲美町の溝ケ沢池でNPO法人ユーイングてんまのメンバーとアカミミガメを捕獲。19日に「いなみ野水辺の里公園」で行われる夏祭りに供するアカミミガメ料理のためである。例年会で捕獲したアカミミガメを提供していたのだが、折角なら公園の横の溝ケ沢池の環境を少しでも良くしようと、昨年から捕獲するようになった。今回6基のかご罠で30個体のアカミミガメを捕獲した(その他クサガメ14個体、スッポン1個体を捕獲。撮影後放流)。せいぜい2・3時間でこれだけの捕獲なので、かなりの数のアカミミガメが生息していると思われる。1日だけの捕獲では焼け石に水だが、地域の方のいい啓発になればと思う。
30個体のうち大きな個体は解体へ、小さな個体は冷凍庫へ。
引き上げまでの時間を使って冷凍庫へ。今回の解体に使わない個体を入れるのと、既に冷凍された個体を山梨のN先生に送るためである。大学の実習で使っていただけるとのこと。
そして高砂へ。スイカをいただけるとのことでホイホイ伺ってしまった 。駒井さん、お手間入りのスイカとトマト、大変美味しゅうございましたm(_ _)m。
それにしても皿池、アゾラクリスタータがびっしり+数年前ホテイアオイをすっかり駆除されたのに、またぞろ何処かから流れてきている。
7月23日
罠チェックの後周りのヒシを除去 |
スッポンの卵 |
掘り返されたスッポンの卵 |
寺田池のみなさんと |
辻堂池 |
成井の奥の池 |
いつものメンバーに加えて、当日お手伝い頂いた方も。前回の調査では大きなアカミミガメがたくさん捕れた南側の日光浴罠はほぼ坊主で、北側が人気 。南側にヒシが繁茂しすぎたせいなのか、季節的なものなのか。焼け石に水だが罠周辺のヒシを取り除いた。
カラスが掘り返した産卵巣もいくつも見つけた。スッポンよりもアカミミガメの方が生息数は多いはずだが、スッポンの産卵巣がたくさんやられている。カラスにとってアカミミガメの卵よりスッポンの卵の方が美味しいのか?!カラスの食べ残しが3個放置されていたのでダメ元で持ち帰ることに。有精卵の白い帯ができている。孵化するかも?
続いて成井と西牧の日光浴罠もチェック。とにかく暑かった!!
7月9日
寺田池へ。2週間前にわんさか捕獲したにも関わらず、そしてその後天気が悪い日が続いたにも関わらず、10個体のアカミミガメが入っていた。にしても、ため池には今年もハスやヒシが元気に広がっている。水草が元気だと(ちょっとヒシは多すぎるのだが)、トンボの多いこと!!!
(写真館に画像をUPしました。)
7月2日
先週チェックしそこなった西牧と成井の日光浴罠をチェック。
今回こそ犬立池のヌシが入っているかと楽しみにしていたが、坊主!改めて網が破れていないか、カメ返しに問題がないか確認したが、問題は見つからず。犬立池のアカミミガメたちが日光浴罠の上で甲羅干しをしている姿はよく見かけるので、水に戻る時、罠の中でなく、常に外側へ降りていることになる。何かを感じているのか?侮れん。
この日は日光浴罠のチェックの後、高砂へ。皿池と今池の様子を見てから鹿島川へ。アカミミガメの日光浴の姿は少なかったか、あっちでプカプカ、こっちでプカプカ。ため池の方は地元の皆さんが防除しておられるが、川では悠々と過ごしていた。
(写真館に画像をUPしました。)
6月24日
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寺田池の隣の新内池で捕獲されたスッポン。新内池が工事のため、寺田池に避難。 |
寺田池から日光浴罠のカメチェック。
実はこの日はこの後西牧と成井の日光浴罠合計7基も見る予定だったが、寺田池で大きな個体が次々と捕獲され、途中でケースが一杯になって取りに戻ったり(寺田池は1週20分の大きなため池なので、取りに戻るのも大変!)測定にも手間取ったりと時間を食われ、西牧に着いた時には、結構いい時間になっていた。成井は諦め、西牧も一部だけチェックして帰った。
(写真館に画像をUPしました。)
5月28日
この日は寺田池から。
寺田池は4月中はカメが捕れなかったのだが、ここに来てようやく日光浴罠に入りだした。例年より1ヶ月半〜2ヶ月遅かったのはどういうわけだろう?寺田池協議会の赤松さんと作業していると、そのうち村上さんも顔を出し、草刈り作業中の水利のオッチャン達もお声掛け下さった。スッポンの目撃話など情報をいただいた。
寺田池近くの新内池にも日光浴罠を設置しているのだが、今回も坊主。水際植生もあってカメが集まるところは池の構造上罠を入れにくく、残念なのである。
西牧の犬立池では、今回こそ池の主を!と思っていたが、例によってまた日光浴罠の縁に乗っていて、近づくと外に逃げてしまった。天気が良ければきっと干しているのだろうが、決して内側には入らないようだ。
成井では、ため池の近くで自然農をはじめたという若い方とお話する機会があった。ちょうど山の方に腐葉土を取りに行かれるところをお会いして、「堆肥にされるのですか」と声をかけると話が盛り上がり、外来種問題やアカミミガメ堆肥のことも興味を持っていただけた。ため池と畑はごく近く。これからもお会い出来そうである。
(写真館に画像をUPしました。)
5月15日
成井 奥の池 |
小池 |
犬立池の主 |
道端に咲いていたオオキンケイギク |
犬立池 |
ワラビ採り(^^♪ |
GWに西牧アカミミガメバスターズのオッチャンズが修理して下さった日光浴罠のチェック。
いい具合に入っていたが、狙っていた犬立池のヌシはなかなかの知恵者のようである。遠目に日光浴罠を見ると、この日も罠の枠の部分で干していた。近寄ると外へポチャン。網の穴も塞いだので、内側に入ると何が起こるか分かっているかのようである。
以前東播磨のため池で行なわれた環境省の実験・・・日光浴罠とカゴ罠を同時にかけて、カメを捕り、ナンバリングして放流、それを繰り返す。何番のアカミミガメがどの罠に入ったか確認すると、両方の罠に入るカメもいるが、どちらかの罠にしか入らないカメもいたという。きっとどちらの罠にも入らないタイプの警戒心の強い個体もいたことだろう。従って、防除のためには様々な手法で捕獲を試みる方がよいのだ。
犬立池では昨年日光浴罠ばかりだったので、今年はかご罠もかける予定である。
西牧の数ヶ所の日光浴罠を見た後は成井へ。
こちらは坊主であった(罠には問題はない)。アカミミガメ侵入初期のそもそもカメ密度が低いため池なので、こんな時もある。
時間があったのでヒミツの場所で(笑)ワラビ採りを楽しんでから帰途についた。
5月1日
辻堂池。この池は深いせいもあってか、蓮の回復はごくゆっくり。でも昨年は池の半分くらいまで回復がすすみ、日光浴罠が蓮の葉に阻まれて夏以降は機能しなかった。今年もさらに回復が進んでいるので、修理とともに罠の移動も行った。 |
犬立池 |
2007年から通っている加古川市志方町のため池にて、ため池協議会のオッチャンズと日光浴罠の修理。この地域には数個のため池があるのだが、そのうち今回は3箇所5基の日光浴罠を修理して設置し直した。私は不器用なので専ら口出しと写真係。地元のオッチャンズが頑張ってくださった。
日光浴罠がカメ捕獲用の罠として一般的になってきたのは、何と言っても東播磨県民局が作り方をマニュアル化してくださったお陰だが、今やそれが各地でその地に合った形に進化を遂げているのはうれしい限り
。実は元々アメリカでは普通に使われていたもので、日本でも個人的に使っていたりコンサルが売ってはいたのだが、10年くらい前まではあまり広がってはいなかった。それを生態工房さんが「アカミミガメ防除マニュアル」でこんな罠もあると紹介くださったのを、2013年だったか2014年だったか、和亀保護の会と峠池を守る会、東播磨県民局の3者の協働で、試行錯誤して使いやすい形に作り上げた。
マニュアル化には当時の東播磨県民局水辺地域づくり担当の松原班長が尽力くださった。
特にアカミミガメが優占的に入るので混獲が少なく、一旦作ってしまうと餌代などもかからず、かご罠のように頻繁に見回わる必要もない。かご罠と併用すれば有効であるし、低密度になった時にも力を発揮する。なかなかのスグレモノなのである。
件のため池ではハスがアカミミガメに食べられて衰退していたのだが、防除を続けて今では低密度になってれんこん掘りも十分楽しめるようになった。
ただ、放置すればまた元の木阿彌なので、日光浴罠で捕獲を続けている。とはいえ長年使い続けてきたので、網に穴が空いたりロープが経年変化したり・・・。今回直してもらって使いやすくなった。
4月23日
寺田池 「入っとらん!」 |
成井のため池にはクサガメ |
日光浴罠の補強 |
まずは寺田池。さぞかしたくさん入っているだろうと思っていたが、なんと坊主。なんでや〜〜〜!
網が破れているなど逸脱の可能性も調べたが、問題なし。しかも散歩中のオッチャンズに聞いても「今年は干しとらんで」とのこと。確かにずっと駆除を続けてきたので少なくはなっているはず。とはいえ、一個体も入らないというのは不思議だし、まして日光浴の姿がないというのも首をひねるばかり。アカミミガメがいなくなるのは歓迎だが、ちょっと信じられない。しばらく様子を見続けるしかない。
成井のため池ではクサガメが入ったので、同地域の別の池へ移動。
西牧ではアカミミガメとクサガメが入った。修理が必要な罠があるので、ため池協議会のオッチャンに連絡。日を改めて修理することに。
(写真館に画像をUPしました。)
3月25日
寺田池の桜 |
オオカワジシャを発見。駆除! |
辻堂池 |
辻堂池 |
長池 |
大向池の外来スイレン |
寺田池はまだ十分な水深がなく、5基のうちの2基はほとんど干上がっている状態。他のは大丈夫だったが、残念ながらカメは入っていなかった。気温の高い日もあったのに何故だろう。
日光浴罠を調べながらため池を一周すると、気になる緑の塊が・・・。特定外来生物のオオカワジシャであった。寺田池では初見。広い池なので他にもあったかもしれないのだが、とにかく確認できたところは駆除。これからも気をつけねば!
寺田池を後にして西牧の2基、成井の2基もチェック。こちらも坊主。罠の状態もチェックして問題がなかったので、やはり罠周辺で日光浴をしてくれなかったということか。例年ならもっと早くから入ることもあるのだが、まあ、こんな年もあるのかも。成井のいつもの水路ではアカガエルの卵塊が見られた。早くも孵化しているものも。
カメの測定がなくて早めに終わったので、西山の3つのため池を観察。ここには外来スイレンが広がっているため池がある。
(写真館に画像をUPしました。)
3月13日
高砂市の弟池・竿池(+総毛池・新池)から流れる水路でカメ調査。一度水路の越冬個体を調べたかったので、地元の水利の黒田憲一 さんに相談したところ、快諾くださった上に、こちらでせねばならない市の治水対策課への連絡まてでしてくださった。ありがたいことである。是非ともたくさんのアカミミミガメを捕獲して地元に貢献したかったのだが、ここしばらくの暖かさで既に目覚めており、下流に移動していたようで、捕れたのは僅か2個体だった。目視では大型の個体も確認していたのだが、もう十分体が動くようで全く捕まらない。狭い水路をどうして?と思うばかりだ。
捕まったのは目覚めが遅いクサガメばかり。この辺りでは既にニホンイシガメはいないので(黒田さんによると、子供の頃も見ていないとのこと。多分山側にはいたと思うのだが・・・)、雌雄と数をチェックして放流。
水路はよくある2面コンクリートだが、生き物的にはいい具合に経年劣化し、ため池からの流入もあって、夏場は多くのスジエビや在来の小魚も見られる。ため池の管理が生き物にとってうまく機能しているのだろう。
2月19日
高砂市で行われた「西阿弥陀地区ミステリーウォーキング」に参加した後、地域のため池と水路を確認して、その後加古川市のため池へ。
実は昨秋11月末に日光浴罠の最終チェックを行うはずが、時間がなくて2つのため池だけできずにいた。カメが入っていても中で越冬できるとは思ったが、やはり気になっていた。・・・やはり3個体が入っていた
。アカミミガメは持ち帰り、クサガメはナンバリングして地域の別のため池へ移動させた。
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