12月23~24日
12月3日 11月30日 11月29日
11月17日
11月11日
10月28日 日頃通っている志方西の住民自ら発案、企画されたもののようである。 今後の人口減少に伴ってわどうやって地域を維持していくかは志方西に限った問題ではないが、やはり都市周辺以上に地方は厳しいものがある。 もちろん、私達が行っているイシガメの保全や外来種防除の活動も同様で、関わって下さる人がなくなれば続けることが出来なくなる。地域の魅力を広く伝えていくというのが地域を元気にする方法であるなら、「イシガメがいる、外来種がいない」というのも魅力になり得るだろう(なり得て欲しい!)と思い、活動を続けようと改めて思ったのであった。
報告会終了後、午後は成井(志方西の一部)へ向かった。10月8・9日 8月29日
8月19日
いなみ野水辺の里公園の夏祭りに参加。
私達は外来種問題の啓発活動のコーナーをお手伝い。アカミミガメアヨートルを展示し、アカミミガメやアメリカザリガニ料理をオススメしながら、子どもたちやその親御さんにやさしく解説する。
参加する子供が小さいので、話を聞いてくれているのかどうだか。どうしてもカメ楽器を叩いたり、カメの唐揚げを食べたりするだけになってしまうが、熱心に聞いて下さる親御さんは多い。この日にお話したことを子どもたちの成長に合わせて、伝えてくださったらそれでいいだろう。
ステージでは「かめしばい」も。アカミミガメやアメリカザリガニが条件付き特定外来生物になって、私達はどう付き合えばいいのか、子供たちの頭に入ったかな?
8月6日
1日に溝ケ沢池で捕獲したアカミミガメを「いなみ野水辺の里公園」で解体。ここ何年もやっているので、スタッフもボランティアの皆さんも手慣れたものである。午前中でほぼ終了。19日の夏祭りに料理するものとは別に、スタッフの料理上手の若松さんがアカミミガメの肝臓のオイスターソース炒めと首の肉のシューマイを試作して食べさせて下さった。めっちゃ美味しいやん!
午後は、いなみ野ため池ミュージアムの会長さんから「家の近くの水路から上がってくるアカミミガメを捕獲したいが・・・」と相談を受けた加古川市の現場を見に行った。お話いただいていた水路にはさほど多くのアカミミガメがおらず、在来魚も観察された。あれ?と思っていたら、水路の中にあるお寺の境内の浅い池にアカミミガメ、アメリカザリガニ、ウシガエルのオタマジャクシがウジャウジャ。うう、これはヒドイやん!お寺は殺生を嫌がることが多いが、どうしたものか。6月25日
淡水生態研究所の仲間とぽれぽれらんどの交流会に参加。
ここの畑で私たちが駆除したアカミミガメの堆肥化の実験を行っている。昨年のものは既に使用され、この秋もまた堆肥化を行う予定。
外来種駆除を進める際、有効利用は多くの人の賛同を得られるが、負担になってしまうこともあるし、有効利用ありきで進めると、作ったものを使う場がないことさえある。が、ぽれぽれらんどではその場で利用できるし、啓発の手段としても有効に使ってもらえる。
今回の交流会では参加した学生たちに研究所の代表理事である多田がアカミミガメ堆肥についてお話をした。
とはいえ、今回はかたい話はいっときで、BBQを楽しませていただいた。
交流会のあとは場所を移動して、淡水生態研究所の総会。研究所としてこれから様々な活動をしていくのが楽しみである。
6月19日 帝京科学大学生命環境学部アニマルサイエンス学科の野田英樹先生に呼んでいただいて、ゲスト講師で「ニホンイシガメを守るとはどういうことか」という講義を行った。
学生の多くは将来動物園や水族館、ペット業界に就職を希望しているワカモノ。
家族同然のペットや動物園・水族館で大事にされる動物の命の扱いについてはよく学び考えてきていると思うのだが、野外の生き物についても同様に考えてしまうとおかしなことになる。・・・ペットなどの命も野外の生き物の命も同様に大事だが、「大事にする方法はそれぞれ異なる」ということをお話した。
また、希望をもって進もうとしているペット業界には、ニホンイシガメの激減の大きな原因を作ってしまう側面があることを、私たちが大正川で経験した「イシガメ大量遺棄事件」や「イシガメの乱獲」の例を挙げて説明した。学生さんたちが将来業界に入ったときには、それらを毅然として許さない存在になることを切に願うものである。
6月16日 6月3~4日 3日は「NPO法人みんなでつくる自然史博物館香川」さんの記念講演会に呼んでいただいて、「地域で取り組むアカミミガメ防除とイシガメ保全」というタイトルで、主に東播磨での活動についてお話させていただきました。これからアカミミガメ防除を始められる香川のみなさんの参考になればと思います。
質問もたくさんいただき、皆さんの熱い気持ちが伝わりました。また夜は懇親会にも参加させていただき、香川の美味しいものを堪能しました。
4日は廃校になった小学校の校舎を利用した手作りの博物館を案内いただき、楽しく「生きものの何故」を教えていただきました。製麺所でのお昼を挟んで、コウノトリの営巣地や雑種のカメが発見されたフィールドなど、あちこちに連れて行ってもらいました。東播磨にはコウノトリがたくさんやって来るにもかかわらず、営巣しない理由が何か、ヒントをもらえた気がしました。
5月5日
周囲の山で切り取られた青い空に浮かぶ雲の説明もしていただいた。民家の明かりがないので、夜にはきっと星々が美しく見えることだろう。 3月21日 敦賀市の東郷公民館で行われた「中池見湿地の今をシェア 子どももおとなもみんなで報告会」に参加。
今年は2部形式で、1部の活動報告では一緒に調査をしている加賀山翔一君が私達の活動について報告してくれた。
また、2部では「改良メダカの放流問題」をテーマにパネルディスカッション。同じ中池見湿地で活動されている近大の北川先生をはじめ、メダカの専門家・関係者の興味深い、しかし深刻なお話を聞くことができた。
近年の中池見は問題山積。ウシガエルやヌートリア、ナガエツルノゲイトウ・オオバナミズキンバイの侵入に加え、改良メダカの発見。しかし「中池見ねっと」さんの素早い対応で、今のところ改良メダカは環境DNAで検出されておらず、ヌートリア以外は駆除ができているようである。ヌートリアも恐らく1個体ではないかと考えられるので、なんとかはやく捕まってほしいものである。
3月18~19日 神戸にて淡水ガメ情報交換会。
特別講演の「日本におけるコイの起源−どうする外来コイ」もとても興味深い内容であった。私達がクサガメ問題に取り組む際、このような事例を側に置いて考えるのはとても重要に感じた。
今回の発表ではニホンイシガメの域外保全や他地域からの導入、放流に向けた繁殖など、前回までにはなかった内容がたくさんあった。ニホンイシガメか激減する中、考えて行かねばならない内容ではあるが、アライグマ対策が十分なされない中の導入や放流の目処が立たないうちの繁殖、多頭飼育崩壊を招きそうな繁殖の報告など、方向性を修正すべき心配な内容も多々あった。
3月4~5日 2月19日 2月18日 天王寺動物園で行われた一般財団法人環境事業協会主催の「みんなで学ぶアカミミガメのはなし」に参加。
「外来種ってなんやろう?〜アカミミガメはアカンやつ?!〜」というタイトルでお話をさせていただいた。小学校低学年のお子さんとその親対象だったが、もっと小さな子供もいて、45分という(子供にとって)長い時間を如何に飽きさせないか、分かりやすく話せるか、なかなか難しいものがあった。
今年6月からアカミミガメとアメリカザリガニが条件付き特定外来生物になって規制される。ごく身近な生き物だけに、親御さんも気になっているのだろうが、意外とその内容までは知らないものである。これらが侵略的外来種であることの意味を認識し、子供とともにどのように扱っていけばいいのか考えてもらうきっかけになったと思う。
2月4日 1月28~29日
来魚情報交換会に参加。コロナで中止になった一昨年以外はここ数年続けて発表させて頂いている(名前は外来魚であるが、水辺の外来種であればOK)。今回はクサガメ問題に関わるお話をした。カメばかりの発表会もいいが、周辺分野の方々と交流して勉強するのはとても新鮮である。
また今回は行政の方の発表を聞いたり、個人として参加されている行政の方とお話したり、外来種問題にしっかり取り組もうとする公の姿勢がこれまでより積極的に見えてとても頼もしく思った。
1月21~22日
21日、佐鳴湖生き物交流会からの22日はエクスカーション。
21日の講演・発表は5時間の長丁場だったが、全くダレることなく密度の濃い時間だった。質疑応答もみっちり。
エクスカーションは前日の発表の現場でもある佐鳴湖のシジミハウスの見学、地元で評判の天丼屋さんでお昼、道の駅に寄り、歴史的な建造物を見学し、内山海岸でビーチコーミング。
最後に新居関所に保存されていたイシガメの火薬入れと煙草入れを手に取り撮影させていただく(許可申請必要)という贅沢なコース。
お世話いただいた静岡大学の戸田先生に感謝である。
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